「素晴らしいお葬式だった」と思った経験はありますか?正直わたしはありません。「感動したお葬式」に参列したことはありますか?わたしはこれもありません。感動よりもお焼香はどうすればいいのか?誰が来ている、誰が来ていない、知り合いがいないだろうか、たいてい式に参列した時の心境はこんなものではないでしょうか、なぜならば亡くなってしまった故人に何を言っても通じない、お会いすることはできないからではないでしょうか、生前にお見舞いなどに行かれた方がご本人も喜んだことではないでしょうか、ではお葬式はなんのためにやるのか?残された家族や近親者の気持ちの区切りのために行うというのが私の考えです。従って最大限に尊重されるべき点は残されたご家族の意思や考えではないでしょうか、あれこれと口出しする親族や知人が今でもいるようです。今後のお付き合いもあって無碍にはできない。ということもあるようでこの対応に関しましては難しい部分もございます。
葬式はなんのためにやるのか