故橋田壽賀子さんの死生観

私ども中和市民葬祭(0120-499-699)では奈良県橿原市にお住いの皆様に残された御家族にご負担の少ない公営斎場での葬儀の提案をさせていただいております。脚本家の橋田壽賀子さんが95歳でお亡くなりになられたそうです。橋田壽賀子さんといえばたいていの人は「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」などの連続ドラマを思い浮かべる人も多いと思いますが、私は20年ほど前のテレビで3夜連続ドラマ「100年の物語」というドラマが一番印象に残っている。たしか一夜目の作品が橋田壽賀子さんの脚本だったと思う。恋愛ドラマ、2時間程、3連続、あまり好きなタイプではなかったが、偶然一夜目の半分以降から目に入った。「オー」っと驚くような展開と胸が熱くなるシーン(キャストもすごいが)、面白すぎて二夜目も、そして三夜目は待ち焦がれすぎて仕事から早めに帰宅、三話ともすべて醍醐味が違って心に残る名作だったが、私は半分ほどしか見ていなかった橋田壽賀子さんの一作目のインパクトがすごかった。おそらく三作連続の一作目ということも意識しての脚本だったのだと思うが、壮絶で魅力満載のドラマだった。私は橋田壽賀子さんの凡人の描き方と人間の心移りの描写が素敵だと思う。そんな橋田壽賀子さんの通夜と葬儀は行わず、偲ぶ会などもおこなわないという。橋田壽賀子さんのご冥福をお祈り申し上げます。