お葬式という行事は時代や地域性によって大きく変化していくもののようです。わたしは現在57歳ですが若いころには自宅や集会場などでお葬式をしていました。日本がバブル時代に入ったころから今のような大きな民間葬儀場が各地に建ち実際に私自身も27歳の時に起こったこの地震での惨状を目にすると同時にこの時の葬儀社に対して持った不信感が起爆剤となって、わたしは葬儀の世界を志しました。多くの人が一度に亡くなってしまった未曾有の事態が発生していてもまだこの時代には直葬や火葬式が世の中に定着していなかったために満足なお葬式ができず「火葬を後回しにされてしまっていた人々」というは家財を地震で失ってしまい先立つものも用意ができない人達でした。その状況をテレビの報道番組で観てわたしは「なんとかコンビニくらいの規模でできないのか」と考えたものです。しかし今ではそうした規模で行う葬儀業者も増えています。皆考えることは一緒だなあ、と感じています。これからのお葬式はまだまだ小規模化すると思います。理由はこれまでも十分に進んできた核家族化と高齢化です。高齢化の波はちょっとした機会で流れが変わるものではありません。私ども奈良市民葬祭(0120-499-699)ではお葬式にお金をかけられない方のことを真剣に考えて効率的でありながら心のこもった葬儀を提供できる葬儀社を目指します
これからのお葬式