葬式の値段のつけ方

わたしは若いころからメーカー勤務や自営業で商売を経験して50歳を契機に葬儀屋を始めましたので、商品価格の設定は従来の原価に対して何パーセントの利益を乗せて販売するかという方法で値段をつけていますが、葬儀屋の中には年間自分のテリトリーでは何軒の葬儀があるのかを見込んだうえで、人件費並びにその他経費を考えたうえで「このくらいの費用をいただかないと」という金額を請求するという値段のつけ方もあるようです。どちらが正しいかという問題ではありませんが、昔から地域に根付いて葬儀を引き受けてこられた業者の中にはそういった葬式の値段のつけ方をする方もいらっしゃるようです