家族葬だから「安い」というわけではない

家族葬という言葉は、一般的に「小規模葬」「安いお葬式」をイメージしやすいので、なかにどの葬儀屋に頼んでも「家族葬」と言っておけば「安いお葬式という意味だから大丈夫だろう」とタカをくくっておられる方がいらしたら、その考えは危険です。家族葬という言葉は葬儀屋にとってお客様が勝手に「安いお葬式」をイメージしてくれる都合のいい、使い勝手のいい言葉なのです。しかし本来は家族葬でも200万円、300万円かかっている例はたくさんあります。ここで最大のポイントは、お葬式の価格は「何を頼むか」ではなく「どこの葬儀屋に頼むのか」ということで決まるので、間違わない葬儀社選びをするために必ず電話で事前相談をする、ということを覚えておいてください。